映画『劇場版 チェンソーマン レゼ篇』感想

アニメ

時間ギリギリ劇場につき、「まぁ予告あるし大丈夫だろ」とトイレ行き、飲み物買って上映時間10分は余裕にすぎておりました。予告あるだろうとのんきに入るともう始まっている!「え!だいぶすぎたのか?タイトルみてない。予告はないやつだったのか?」考えても時すでに遅し、物語は始まっているので、とりあえず座って映画に集中するのであった。

基本データ

  • 公開日:2025年9月19日
  • 原作:藤本タツキ
  • 監督:吉本達矢
  • キャスト:デンジー声 戸谷菊之助、レゼー声 上田麗奈、マキマ-声 楠木ともり 他
  • ジャンル:アニメ
  • 時間:100分

あらすじ

サムライソードとの死闘を終えて、ちょっとだけ平和が戻ったデンジ。今日もパンを食べて、アホみたいにテレビ見て、寝て、起きて、また寝て……そんな貧乏男子の前に現れたのが、レゼという謎にかわいいカフェ店員さん。もう登場からして「絶対ヒロインです」って顔してます。

雨の夜、電話ボックスで出会うふたり。レゼは優しく微笑み、デンジは即落ち。(結構マキマさんと葛藤してたぞ)「天使か!?」と錯覚したデンジは、彼女とデートしたり、夜の学校でプール遊びしたり、青春っぽいことを満喫します。マキマさんのことも忘れかけて、デンジの脳内BGMは常に恋愛ドラマ状態。
しかし観客は知っている――「鬼のような展開が待っている」ことを。

そう、レゼ。彼女、実はただのカフェ店員ではありません。爆弾の悪魔(ボム)と融合した兵器人間(ハイブリッド)なのです。
任務は「デンジの心臓を奪うこと」。
つまり最初から“スパイ”だったわけですね。
(はい、またデンジくん、女に裏切られます…定期。)

でもね、レゼも本気で恋してしまうんです。
騙すつもりが、気づけば「デンジと普通に生きたい」って願ってしまう。
なんなら一緒に逃げようとまで言い出す。
「デンジ、学校行ったことある?」なんて聞く彼女の声が、もう切ないんですよ。
爆弾の悪魔なのに、恋に落ちると中身はめっちゃピュア。

ところが!マキマという名の“恐怖の上司”が黙っていません。
運命はレゼを許さず、二人は再び敵として戦うことに。
爆発VSチェンソーの夜戦――ビルが吹っ飛び、火花が散り、恋も燃え尽きる。
爆破シーンがめちゃくちゃスタイリッシュで、「破壊なのに美しい」って思えるレベル。

そしてクライマックス。
レゼはすべてを捨てて、デンジのもとへ向かおうとします。
「もう任務も戦いもやめて、ただ一緒に笑っていたい」
そう思って走り出す彼女。電車に乗り、雨の街を抜けて――
……でも、その先には、マキマが。
はい、ここで観客全員の心が爆発します。

エンドロールが流れるころには、
「デンジ、次こそ幸せになってくれ……!」と全国の観客が祈ること間違いなし。
青春と爆破が同居する、これぞ“ラブコメ meets 地獄”な一本

感想

いや~~~最高でしたね!!
チェンソー振り回して爆弾ぶっ放してるのに、なぜか泣けるってどういうこと!?という感情のジェットコースター。前半のデンジとレゼのイチャイチャ(というか青春ごっこ)で「えっ…これラブコメだったっけ?」って錯覚するんですけど、後半の展開で「あ、やっぱりチェンソーマンだ」って現実に引き戻される。血と涙と爆発の嵐。

レゼ、ほんとにね、悪魔なのにヒロイン力が高すぎる。
あの笑顔、声、そしてプールでのシーン……もうデンジが惚れるのも無理ないです。
「普通に恋したい」「学校行ってみたい」っていうレゼのセリフが切なくて、爆弾なのに人間くさいんですよね。爆発するたびに人間らしさが増していくという矛盾。

それにしてもアクションの作画がバグってるレベル。マキシマム・ザ・ホルモンの曲ともにすごい戦いが繰り広げられる!かっけー!ロック好きの私としてはたまらない!劇場ならではの迫力!
爆発とチェンソーの火花がスローモーションで舞うシーンは、もはや芸術。
音楽も静かなのに妙にエモくて、余韻がズシンと残るんですよね。
最後のレゼの表情、あれだけでチケット代の元取れます。

ラストは「よかったねデンジ、やっと幸せそうだね」って思った瞬間に、マキマさん登場→心臓バクバク(別の意味で)の流れ。
観てるこっちも心がえぐられます。マキマやっぱ最強すぎた。

で、エンドロール見ながら思うんです。
「デンジって、本気で恋すると必ず地獄行きだな」って。
でもそれがこの作品の魅力。
血まみれでもボロボロでも、“好き”を信じる少年の物語なんですよね。

まとめると、
この映画は“恋と爆発と現実”が全部同時に起きるエモ地獄映画。
観終わったあと、切ない。主題歌も今も心にささる。少しぼーっとしてしまいました。

まとめ

終わった後に、お客さんみたら中学生くらいの男子が結構多かった。いちゃいちゃシーンやら妄想シーンちょっとドキドキしちゃったんじゃない?とおばさんでました。それより悔やまれるのは、最初から観れてないのと予習を全くしなかった!チェンソーマン、だいぶ前に観てたのでいろいろ少し忘れてました。あんなに切なかったっけ。もう一回観たい。レゼの「バン!」かっこえーーー!

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